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メルマガの内容を公開します。
10/19、メルマガ第一号を配信しました!ようやくのようやくです。サンプルとして公開しますので、もしご興味ある方は登録していただけたら嬉しいです。   本当のサスティナビリティ。 みなさま、こんにちは。NATIVE TEAのフルカワと申します。この度はメールマガジンへのご登録、誠にありがとうございます。こんな情報過多の中でこうしてわざわざ登録までしていただけて、すごくありがたいと思っているので、めちゃくちゃ有益な情報しか流さない!って、3日前まで思っていたのですが、つい最近思うことがあり、さて誰に知ってもらいたいかなと思ったところここのメールマガジン読者に先行してお知らせしたいなぁと思いました。なので、第一号ながら割とパンチの効いたタイトルですみません。NATIVE TEAは7月1日から九州茶のブランドとして立ち上がりました。とはいえ、まだアイテムは八女茶のみなので、実質八女茶のブランドです。そして幸いなことに9月、過去最多応募数のなかから日本茶アワード2021のファインプロダクト賞を受賞。10月15日〜11月1日は、ななななななんと、東急プラザ渋谷店にてポップアップをオープンしています。我ながらびっくりするほど評判がよくて、本当にありがたい限り&茶農家さん達に感謝!なのですが、モヤモヤがひとつだけ。今日はそのことについて書きたいと思います。 緊急事態宣言が明けて、渋谷に降り立ち、ポップアップエリアに3日間立ちました。そのとき、同じフロアや近隣施設などもウロウロ。新コンセプトで開店したダイソーにも立ち寄ったり、低価格から高価格帯のプロダクトを時間の許す限りみてきたのです。そこで感じたことは、サスティナブルな商品の割合が多いこと。…多いこと。 同じポップアップの中でも果物の皮を使った財布、植物性100%の化粧クリーム…など。100円ショップでも同様に原料に配慮したアイテムが並んでいました。見渡せば、サスティナブル。SDGs。それがトレンド最先端な渋谷に集まっているのかと思うと、すごい時代になったなと喜ぶ反面、「これでいいのかな」と思う私がムクムクと現れ始めました。一種のムーブメントで終焉するのでは、という苦言を呈すわけじゃなくて、なんかふと、「これって本当にサスティナブルなんだろうか、、、」というまた一段と厄介な感情です。苦笑確かに自然由来やエコなどはサスティナブルです。NATIVE TEAのパッケージもバイオマス素材を用いています。でもサスティナブルな商品を、サスティナブルじゃないものと同じ便利さで提供するのって本当にサスティナブルなのかなぁ。つまりは果物の皮財布は、完璧なまでに皮財布なのです。NATIVE TEAのパッケージも、完璧なまでにパッケージなのです。(めちゃくちゃこだわっています!)でも、俯瞰して見ると、旧態依然の仕様に素材が変わっただけ。いやそれでも進歩だよ、そうでもしないとサスティナブルは浸透しないよ。 それもそうなんだけれど、次に私たちが考えるのは、ある一定の不便さを感じても、その不便さがゆえに、自分たちができることの手段を増やすことなんじゃないかなって思うんです。どこからが文明の退化だと捉えるかだと思うんですけれど、今の世の中は便利すぎて、その素材が変わったとて、日常が変容して行かないと、不便にも慣れていかないと、私たちはゆっくり本能が退化していくのではないのでしょうか。例えば果物の皮でできた長財布。これを組み立ては自身でやるとすれば財布の仕組みもわかるし、さらに愛着がわくし、再現性が自分の中で生まれる。その手間が省ける分お得だろうし、例え工場の仕事が一時なくなってもその時間は作り手・受け手も知恵の時間になる。そんな、便利と不便のバランス。これをデザインするのが、今後提供する側として考えるべき使命なのではないかなとふと帰りの電車に揺られながら思ったのです。(この時点でティーバッグの選択を今後しない事を誓いました)話が逸れるかもしれないですが、茶摘みはその年の気候で日付が若干前後します。確定するのは3日前ほど。 茶の葉の状態が一番いい瞬間を日々茶農家さんが確認しそこから茶摘みの人を呼び集めます。まさしく自然ファーストの世界。でも並んでいるのは全ての工程が終わった後の世界。全ての工程が終わった後の世界が、まち中に集まってサスティナブルを歌っていても、自然と人間の距離は近くなっていくのでしょうか。例えば花を育てたり、盆栽を育てたり、子育てだったり、ペットのお世話だったり、決して正解のないものにわざわざ手をかけるのは面倒だけれども私たちはそこに父性・母性といわれるように「性=本能」を感じる。それが唯一無二の記憶となり、財産になる。だとしたら、不便さを埋めるのは、人間が本来持っている愛おしさ。そして愛おしさを育てるのがサスティナブルの結論ではないかな。 と、東急プラザの煌びやかな天井を見上げながら思ったのです。なのできっと、これからのブランドは、美しさ、不便さ、手軽さそんな複雑性に富んだ視点を持ち合わせていかないといけないような気がします。例えば、NATIVETEAのリーフティーの追求とともにもうひとつ。手間がかかるけれど、自然と人が近くなるラインを持つとか。(ほうじ茶手作りキット?うーんちがうなぁ・・) 考えていく必要はありそうです。そんな、お茶の美味しさを知ってもらった後の先のことを想った、ポップアップ中のひとときでした。 NATIVE TEAのパーパスは「みかたを、自然に。」です。美味しいお茶の可能性を引き出し、その美味しいを感じる時間で、より多くの人の大事な時間を特別にしたい。そして本当の自分を大切にする時間を作って欲しい。そのために最大限にできることをする。そして一方で「みかたを、自然に。」に基づいた、本来の○○をできるだけ解釈して、みなさまと一緒に考え、より、自然な見方やそのための手段を作っていければいいなぁ、なんて思ったりします。まだまだ試行錯誤の段階ですが、これからもどうぞよろしくお願いいたします。(ポップアップは11/1まで開催中!)
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東急プラザ渋谷「111」にてポップアップ出店しています。
ブランド誕生から3ヶ月ですが、ありがたいことに東急プラザ渋谷店の「111」にて期間限定で売り場が登場することとなりました。 開催期間 ■2021年10月15日(金)〜11月1日(月)の18日間。 11:00〜20:00 とても素敵な空間、何より明るくて気立ての良いスタッフさん心をこめて販売してくださっています。 開催記念の特別セットなどもご用意しております。 ぜひこの機会にお立ち寄りください。  
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『華-Kaoru-』が日本茶アワード2021でファインプロダクト賞を受賞しました!
【受賞のお知らせ】 なんと、日本茶アワード2021にて、NATIVE TEAの『華-Kaoru-』が数ある応募のなかから『ファインプロダクト賞』を受賞いたしました!<日本茶アワード 結果発表> https://nihoncha-award.jp/winner 2020年はコロナで中止、2年ぶりのアワードで、過去最多の応募数のから快挙を成し遂げました。 先ほど連絡いただいたのですが、驚きすぎて言葉があまり思い浮かばなかったです…。 でもこうして、扱っているお茶も全てそうなのですが、 尊敬する匠の茶農家さんたちと歳月かけて時間かけてあーだこーだ相談して(たぶん全員から話長いと思われている。)共働してできたお茶たちが
 最高に美味しい!って思える自信作になって、それがこうして少しずつ広がりを見せていると思うといい繋がりが生まれているような気がして本当に嬉しい限りです。そしてまだまだまだまだまだまだできることはあるので、これからも前を向いて歩みを進めていきます。 ‘当たり前の毎日を“もっと特別だ”と感じる社会をつくる’のビジョンのもとに立ち上げたプロダクト。 これからもNATIVE TEAをどうぞよろしくお願いいたします。 *もしよければこれを機会にお試しいただけたら嬉しいです!
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離島・福岡大島のヴィラ『MINAWA』でNATIVE TEAの取扱いスタート。
この度、福岡大島にあるヴィラ『MINAWA』にて「至-itaru-」がアメニティとして登場いたします。 MINAWAは、福岡県宗像市大島の新拠点として生まれたラグジュアリースタイルの宿泊施設。部屋の大きな窓を開けウッドデッキに出てみれば、一面オーシャンビュー。白の灯台以外は何もない、海一面の世界が広がっています。 聞こえるは波の音、感じるは潮の香り、見えるは水面が光り遊ぶ波と水平線。ひとりもしくは恋人と、島の景色を楽しみつつ静かな時間をゆったり過ごす。あるいは友達同士での時間を自分たちのスタイルで思い切り楽しむ。そのどちらにも応えてくれる完全プライベート空間の宿泊施設です。また、島では乗馬・シーカヤックなど陸海両方でのアクティビティがあり、宿のオプションでは整体師さん・鍼灸師さんによるマッサージ、食事のケータリングなどもセットにすることができます。寝心地にこだわり表参道布団や香りの良いアメニティなども用意があり、非日常空間を楽しみつくせる内容です。   そんな素敵な癒し空間に、NATIVE TEAの「至-itaru-」をお客様のウェルカムドリンクとしておいてもらえることとなりました。しかも一袋丸ごと。そしてそして宿泊者様は24時間、お好きなタイミングでお飲みいただけるほか、なんとそのまま持ち帰って良いそうです。"美しい景色とともに過ごした時間の余韻を自宅でも楽しめるように"そんなオーナーの想いで「至」をそのままプレゼントすることとなりました。ぜひ美しい景色とともに最高の一杯をお楽しみください。MINAWAの宿泊はこちらから。さてさて、ここからは裏ばなし。 このMINAWAを運営している、合同会社渡海屋の糀屋さんからお話を頂いたのは、実は昨年末のこと。あるプロジェクトの関連でMINAWAを下見させてもらい、地域活性についてあれこれと話しをした数ヶ月後のことでした。まだその時は3種類の商品名や内容は決まっていたものの、肝心のブランド名やパッケージデザインがまったく決まっておらず、アイデアが浮かんでは消えるという、雲をつかむような日々を過ごしていました。そんななかでの依頼はとてつもない驚きとともに、とてもとても感動的なことでした。MINAWAの空間をみればわかるのですが、地域の人たちが自分たちの価値を再認識できるようにと徹底的な観光客目線で島の魅力を引き出した空間になっています。これまでにないスタイルの宿にさまざまな障壁はあったようですが、島の良さを伝えたい一心でストイックに宿を構築していった糀屋さん。そんな先見の明ある人にNATIVE TEA(まだブランド名決まってなかったですが)の魅力が伝わったことは私にとって大いなる勇気を与えてくれました。 NATIVE TEAのパッケージは、意外にも珍しいタイプのスタンドタイプのホワイト、素材にはバイオマスフィルムを使ったタイプですが、この仕様にこだわったのは、MINAWAの景色に溶けこめるようにと頭の片隅でイメージしていたからです。 島時間で自分の心をまっさらに、そして重ねてきた時間を思い、自分の現在と未来をもっと大切にできますように。そんな空間の演出をNATIVE TEAもお手伝いできたらと、試行錯誤を経て、こんな装いにしました。 で、実際に商品化、、、となるとこれがかなり難しく、パッケージ会社に断られるところ多々多々多々…。工場にも足を運んだり、某お茶協会の会長さんにも直談判するなどしても実らない結果に、悔しさで眠れない夜を何日も過ごしました。自分の器量の小ささを痛感する日々でした。 でもそれでも、信じてくれた気持ちに応えたい。そして大島の人たちや大島に足を運んでくれる人に、福岡の魅力を伝えたい。そんな気持ちが心の下支えとなり、めげずに完成まで駆け抜けることができました。 依頼を受けて数ヶ月。ようやくようやく商品が完成しサンプルを飲んでもらいましたが美味しい!と言われた時は本当に心から安心しました。偶然にもMINAWAは、島の最西端に位置することから「至」というネーミングも一致する、、、、そんなことを思うともしかしたら私が一番泊まりたいかも?!と思わずにはいられません。笑  さて、そんなことをいいつつ。 あらためて、想いでつながるって素敵なことだなと思います。プロダクトを作って思うのは、ひとりじゃできないことは当然のこととして、たくさんのひとたちの勇気が集まらないと形にならないってことなんだと。このひとに任せたい、このひとを信じたい。どんなデータや評判があろうが、最後に決めるのはそのひと自身の覚悟。特にNATIVE TEAは心で動いてくれているひとが多いと感じています。それは私が素晴らしいとかじゃなくて、ものづくりをどうにかしたかったり、少しでも地域をよくしたかったり、日本をもっともっといい国にしたかったり、日本人であることを誇りに思ったり、、、、 そんな思いの重なりがNATIVE TEAの歩む道をつくっている。私はその責任者であり見届け人としている。そんな気持ちです。そして迷いなき心で動いている人たちのおかげで、このたびは素晴らしい空間においていただけること、とてもとても嬉しく思います。ぜひぜひ、ゆっくりと時を感じたい人はMINAWAに訪れてみてください。またNATIVE TEAではアメニティやお客様向けのサービス&ギフトのご注文なども承っております。ぜひメールでお気軽にご相談くださいませ。極上の味とともに特別な時を演出協力させていただきます。        
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